お金を借りる時に皆さんが気になるのは「職場に連絡がきてバレたら困る」ということではないでしょうか。
- お金にだらしない人と思われそう
- ウワサ好きな人にあることないこと言われそう
- クビになったら困る

在籍確認とは
融資の申込みで本人が申告した職場で本当に働いているのかを確認する「在籍確認」は一般的な審査では、金融業者にとって非常に重要になっています。貸金業法では「本人に返済能力があるのかを確認しないとお金を貸してはいけません」となっています。
また申込みをする人の中には、今は無職だから以前勤めていた会社を申告する人、派遣会社に登録だけして働いていると嘘をつく人、架空の会社や無関係な会社で働いていることにする人など、虚偽申告も非常に多いのが現状です。
ですからあなたが本当にその会社で働いているのか、お金を貸したら返済できる人なのか、確認するために連絡をして在籍確認をすることになります。
一般的な在籍確認の方法
「田中と申しますが、〇〇✕✕さんいらっしゃいますか」
これは昭和からずっと行われてきた在籍確認で、大抵の会社は個人名で電話をかけてきます。いまでもこのやり方をする会社は多いのですが今の時代には合っていません。
今どき連絡手段はSMS・メール・携帯電話が一般的なので、個人的な用事で会社の電話番号を教えるということはまずありません。また仕事関係なら名刺を渡すので会社の電話番号を知っていても不自然ではありませんが、会社名を名乗らないというのは考えにくいです。バイトや派遣など
そのため電話で在籍確認をされてしまうと非常に怪しくなってしまうわけです。カンのいい人なら「お金借りるのかな?」「お金返済してないのかな?」とすぐに思います。
電話以外の在籍確認でキャッシング
そのような理由で、キャッシングを申込む方の「できれば在籍確認をして欲しくない」という需要が高まってきています。そしてそれに対応して「在籍確認なし」で借りられる貸金業者も増えてきました。
![]() | 基本は在籍確認なし | 無利息30日 |
![]() | 基本は在籍確認なし | なし |
![]() | あり(要相談) | 無利息30日 |
![]() | あり(要相談) | 無利息30日 |
アイフル
アイフルさんは在籍確認についてはかなり寛容で、原則は電話確認をしません。アイフルさんは電話確認のかわりに、職場で働いていることがわかる「社会保険証」「社員証」「給与明細」「名刺」などは必要になることが多いです。そういうものが一切ないと電話確認になってしまうことがあるので事前に用意しておきましょう。
モビット
モビットさんもアイフルと同じく、電話の在籍確認は極力しない方針です。ただ電話以外の確認方法がないと電話をすることもあるので、身分証などの資料を用意しておきましょう。電話以外で職場で働いていることを証明できなければ電話をするしかありません。
アコム
アコムさんは「原則として電話の在籍確認がありますが、本人が希望すれば電話をしない」というルールです。ネット申し込みの際は、先に問い合わせで「これからキャッシングの申込みをする○○ですが、電話以外の在籍確認を希望します」と伝えておきましょう。
プロミス
プロミスさんもアコムさんと同じですね。先に伝えておかないと電話確認されてしまいますので、ネットで融資の申し込みをするときは忘れずに伝えておきましょう。
電話以外の在籍確認は何をするの?
電話をかける以外の方法で金融業者が在籍確認をする方法はいろいろあります。ただここで書くものがすべての業者で有効ではありませんので、融資の申込みをした時によく相談してみてください。
社会保険証
これが一番わかりやすい在籍確認ですね。会社で働いている証です。
信用情報
正規の金融業者は貸金業法の規定で、融資の審査で必ず信用情報を調べなければなりません。そしてその信用情報には、他社で借り入れをした際の申込み内容が記載されているので、あなたが他社の審査で申告した職場情報もわかります。なのでその情報があまり古くなければ「そこの会社で働いているでしょう」と金融会社が考えて在籍確認の代わりになります。
社員証・名刺
小さな会社で社保がなかったりする場合は、キャッシングの審査で顔つきの社員証や名刺などを求められることがあります。どちらも自作することが可能ではありますが、有効と考える金融業者も少なくありません。
ネットの情報
インターネットの店舗紹介や社員紹介などであなたが名前と顔が載っていればそれも在籍確認の代わりでOKという場合も結構あります。
まとめ
- 電話の在籍確認なしでキャッシングできる会社もある
- 電話以外の在籍確認はだいたいどこの会社もやる
- 先に伝えないと会社に電話しちゃう業者も多いので要注意
